活用事例

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タイトル


失敗したら、もう一度挑戦するだけ


横浜にある青葉台という激戦区で2店舗経営しているプリコ様。
目指すはトータルビューティーサロン。
OPEN当初は失敗だらけだが、挑戦し続けることに価値があるというオーナー様。
物静かなオーナー様ですが、内に秘めている想いは熱いです。

店舗写真


お客様は大事。でもスタッフも大切

    現在サロンを2店舗経営しています。本店は1998年10月にオープンし、ヘアの他にもヘッドスパやネイルにも力を入れて、トータルビューティーサロンを目指しています。今でも四苦八苦しながら経営していますが、オープン当初は失敗続きで大変な毎日でしたね。オープン前からトータルビューティーに興味があり、ネイルはオープンから導入していました。美容室の中にネイルブースも一緒にして、ヘアを目的に来店されたお客様がネイルを見て、興味を持ったり、その逆ももちろんと、相乗効果を狙いました。しかし、それが大きな失敗でした。お客様に対しての失敗というよりも、スタッフに対しての失敗でした。僕は、ネイリストには時間がある時にサロンのレセプション業務等を手伝って欲しかったんです。ネイルのお客様がいない時に、ネイリストが暇そうにしている姿がお客様の目に入るのが嫌で・・・。しかしネイリストは「私はネイリストとして雇われたから他の仕事をやりたくない」という想いが強くて。そういうところから私とネイリストの気持ちにズレが出てきたんです。これは完全にスタッフ教育が出来なかった僕の責任ですよね。それでネイルは辞めて、ヘアメニューだけにしたんです。

「諦めたくない」想いから「再挑戦」

    でもトータルビューティーの想いは消えなかったですね。外から見ると2005年6月に2店舗目もオープンさせることが出来て、順調に見えたかもしれませんが、本店の集客が厳しくなってきたので、思い切って本店を改装しました。ただ改装するのではなくて、ずっとやりたかったトータルビューティーにもう一度チャレンジしよう!と思って。そこで改装後にヘッドスパとネイルが出来るような造りにしました。特にネイルは前回の反省を生かしましたね。ネイルブースは美容ブースと完全に分け、美容スタッフとネイルスタッフがお互いに見えないようにしました。またお客様の入口も分けました。これはネイルだけが目的のお客様が、美容室の入口からは入りづらいだろうなと思って。これは正解でしたね。施術ブース内での視覚的な相乗効果がなくても、ヘアのお客様にはネイルを、ネイルのお客様にはヘアを、きちんと紹介すれば、やってくれるお客様もいらっしゃいますしね。まだ改装してから1年くらいですけど、売上は順調に上がり、ネイルもまだまだな部分はありますが、形になってきたかなという実感はありますね。

Simple is BEST

    顧客管理としてコンピューターの「SALONPOS」を導入しています。以前は違う会社のコンピューターを使用していたんですけど、価格の安さと営業の押しの強さに負けて導入しちゃいました(笑)。でも導入して本当に良かったです。サロンコンピューターって機能には大差ないと思うんです。どこの会社も「リピート率をチェック。優良顧客は囲い込みましょう。」って。確かに大切なことですけど、当たり前のことですよね?でも使いにくかったり、見るのが面倒くさかったら、良い機能があっても使いませんよね?その点POSはとにかくシンプルで分かりやすい。タッチパネルで直感的に見たい場所を触ってチェックできる。ここが一番の良い所です。スタッフも個人売上やリピート率なんかをチェックして、半分楽しんで見てますよ。特に「担当別売上一覧」は確認したい項目をカスタマイズできるし、スタッフ全員の売上が、一つの画面で見れちゃうんです。こんなに分かりやすいサロンコンピューターって他にあるんですかね(笑)。

データがあるから気づいたこと

    実は、データを見て初めて分かったことがあるんです。SALONPOSでは、いつも出している帳票だけでなく、お客様を様々な条件で絞り込んでいくことで、簡単にその条件に当てはまる該当顧客の人数と名前まで分かるんです。ネイルのお客様にヘアメニューを紹介すると、結構ヘアでも来て頂けていると思っていたので、実際はどうなっているんだろうと思い、調べてみてびっくりしました。ネイルとヘアメニューの両方で来店されているお客様が、想像よりもはるかに少なかったんです!
    悲しさもありましたけど、それ以上に「まだまだ売上を上げることができる」「やるべきことが明確になった」という思いが強くなりました。
    今後はお客様に複合的にメニューをやって頂ける仕組みを考えたいです。色々なメニューをやって頂ければ、おのずと単価UPもしますよね。
    様々なメニューを用意することがトータルビューティーではない。
    全てのメニューをやって頂けるような、本当の意味でのトータルビューティーを目指したいです。

スタッフ写真